2017-02-06から1日間の記事一覧
「ないない」と思っていた革の小銭入れを、どこかで落としていたらしく、警察署から連絡を受けて引き取りに行きました。 近くの郵便局で落としていたようで、受け取ったそれはやや黒ずんで汚れ、キズも入っていました。 なんだか気持ちも悪いので、きれいに…
お子様は閲覧禁止:Parental Advisory 前回に引き続き、ブルの話です。 しかし、牛のブルではなく、英単語としてのbullの話に終始しますので、まったく「レザーコラム」でもない内容であることをご容赦ください。 bullは、英語の中では比較的よく使われる言…
スナワチで取扱う大阪ブランド「KIGO」では、ブルの皮革、すなわちブルハイドを使用したレザーバッグと財布を製作しています。 英語では牛はcattle(キャトル)ですが、他に性別や年齢などによって呼び方が様々あります。 Bull: オスで「タマのついたままの…
前回に引き続き、私の持ち物の話です。 私は米国シアトルのブランド、FILSONのトートバッグを長年愛用しておりました。 会社員時代も、出張にも行けるし、ジムに行く日も靴やシャツが入るし重宝してました。 レザーはブライドル(馬具にも使う丈夫なもの)で…
友人から「ブーツにカビが生えたんだけど、どうすればいいのか」と訊かれました。 私の答えは単純でした。 「ワークブーツなら丸洗いする。陰干しして、乾ききる前にオイルを入れる」だけです。 雑誌やウェブで色々と手入れの方法は詳しく入手できると思いま…
レザーに触れると何故こんなに気持ちがザワつくのか。 レザーを着ると何故こんなにワクワクするのか。 ナイロンやポリエステルではこんな気持ちになりませんし、天然素材のコットンですら(少なくとも私は)ここまで延々語るべきを持つことはありません。 毛…
レザーにはひとつふたつ、勘違いというか、思い込みされている事実があります。 革は、皮を取るためだけに牛や山羊などの動物を殺生しているわけではありません。 焼肉やステーキで牛肉を食べますよね。肉を得る際の副産物として、皮が残るのです。 それを皮…
レザーには大きく言って、クロム鞣しとタンニン鞣しの2種類があります。 クロム鞣しのレザーが市場のおよそ8割。クロム化合物で処理された皮革のことで、品質の均一性や耐久性に優れた特徴を持つため、スポーツ用品や革靴、カバンなどに多く使われます。 一…