テスト・ライド
日本には「ジーンズの町(岡山県の児島)」もあれば、「靴下の町(奈良県の広陵町)」もあれば、「カバンの町(兵庫県の豊岡)」もあることをご存知でしょうか。
そして、「手袋の町」もあります。香川県東かがわ市です。
国産の手袋のおよそ9割を製造するにもかかわらず、訪れてみると小さな町です。
昨今は廉価な外国製に押されていると云いますが、中にはちゃんと独自の技術なり哲学を持って、日本製らしい優れた手袋をつくり続けている会社があります。
スナワチがコラボ先として組んだのが「香三堂」です。
通常ではありえない、50サイズ以上の型を持って、フィットのいい手袋をつくっています。なぜそんなにたくさんのサイズを持たなくてはいけなかったかというと、香三堂の創業者はモーターサイクル用の手袋を製造してきた経験から、安全性を確保するしっかりしたレザーを使いながらも、フィットがよくて操作性を損なわないという、相反する手袋を手がけてきたからなのです。
そのために多様な手のかたち・サイズに応えようとしているわけです。
2017‐18の香三堂×スナワチのコラボ・レザーグローブが発売になっております。
今回、レザーも裏地も新調したため、私、スナワチ代表の前田が「テスト・ライド」に出かけてみました。
※はじめにお断りしておきますが、香三堂×スナワチのコラボ手袋は、自転車やバイクの運転用ではありません。あくまでもタウン用モデルなのですが、本格的な冬の到来の前に指先が冷たくなる環境を得るために自転車に乗りました。
運転の際にかかる体重による負荷や、汗の塩分、レバーを繰り返し握る操作は手袋に負担をかけますので、専用の手袋をお使いください。ただ、通勤や通学の時に自転車で近距離を行く程度なら問題はないでしょう。
だいたい片道10km程度の軽いサイクリングでした。
陽が暮れる頃を見はからって出ましたが、ほとんど手の冷たさは感じません。
裏地の吸湿保温素材「ソリスト®サーモ」、なかなかよいです。
私は自転車初心者なのでスピードは出しません。NHK『こころ旅』の火野正平さんに毛が生えた程度です(文字通りの意味ではありません)。
愛車はアラヤのMuddy Fox CX Gravel。
若いおにいさんがやっている近所の自転車屋さんに「スピードはいらないので、タフな道も行けるやつ」と希望を伝えて選んでもらったものです。
テスト・ライドの目的地はこれです。
帰路には夜になり気温は一桁に下がりましたが、自転車を漕いでいたため暑くなってきました。
そして、新品だった手袋は、より馴染んだ感じになりました。まぁ、早い話がハンバーガー食べに行っただけなのですが、この程度のサイクリング、寒さなら、手袋に全然影響なし。
オーダー製作になりますので、ご注文からお届けまで2週間前後いただきます。
「手長(中指から手首のシワまで)/手囲い(自然に開いた手のひらの一周)/中指」
をメジャーで計測してご注文ください。
どなたかに測ってもらうとより正確にできると思います。
ご不明な点は遠慮なく
✉info@sunawachi.com
までお尋ねください。
通常のSMLのサイズで合う手袋が見つからない方、
自分にぴったりの手袋をしたい方、
気持ちよくて暖かい手袋を探している方、
男女を問わずご注文をお待ちしています。
http://sunawachi.com/products/detail.php?product_id=25